こんにちは
カイロハウスホンダ代表の本田です。
前の記事に引き続き
カルシウムの話です。
ビタミン・ミネラルが不足すると
生体機能は全て低下します。
中でもカルシウムが特に不足しがちです。
カルシウムの一日に必要な量は
最低でも600㎎以上必要。
健康に生きるには800㎎以上が望ましいです。
カルシウムの仕事は骨や歯を形成するだけでなく
筋肉の収縮、神経伝達、免疫、細胞活動、ホルモン
などの重要な仕事があります。
今日はカルシウムパラドックスについて。
パラドックスの意味は
「逆説・矛盾」
こうだと思ってたのに、こうじゃなかった。の様な意味合いです。
一昔前、カルシウムを食事やサプリで摂りすぎると
カルシウムが身体中に溢れ、血管や神経細胞、免疫細胞に付着して、機能の低下を招く。
と、言われていました。
血管や細胞に付着する。
これは合ってるのですが、逆説だったのは
カルシウムの摂りすぎが原因だと信じていた事。
実際にはその逆!
カルシウムを摂らない為に起きていたのです。
カルシウムが足りないから、骨を溶かしすぎて逆に体内に溢れる。
足りないはずなのに、逆に溢れかえってる。そんな矛盾してる現象です。
そんな現象をカルシウムパラドックスと呼びます。
冒頭に書きましたが、カルシウムがないと生体機能は完全に停止します。
骨に99%、血管、神経、細胞に1%の割合で必要とします。
この事も覚えておいてください。
骨は常に溶けては、一方で、新しく作り続けています。
新陳代謝しています。そのサイクルはおよそ3年。
何歳になろうが骨は生まれ変わり続けます。
骨を新しく作る為、血管、神経、細胞、ホルモンバランスの為
一日に最低でも600㎎必要とします。
800㎎以上が望ましいというのは、しっかり生体機能を働かせつつ
骨や歯にもしっかりと蓄えが出来る量です。
口から摂るカルシウムが不足すると・・・
骨や歯から溶かしだして補おうとします。
必要以上に溶けてしまうので、身体中に溢れてしまいます。
血行不良、神経の伝達が悪くなる、情緒不安定、免疫の異常
などが代表的です。
骨を作るどころか、 溶かしすぎるので
骨の形成が追いつきません。
それが慢性的になってるのが
骨粗鬆症。
骨がスカスカ、ちょっと転べば骨折です。
それだけでなく、身体中に痛みが感じます。
手足は痺れます。様々な生活習慣病を起こします。
食事だけではカルシウムは摂りきれません。
ましてや現代の食料事情・・
なので、ナノカルファミリーなどで
足りないものは補っていくことが賢明だと思います。
効率よくカルシウムを摂取してパラドックス現象を止めて欲しいです。
今日のカルシウムの話はここまで。
足りないものはしっかりと補ってください。
プチ断食なるものは危険だと思います。
ただでさえ生きるための栄養が足りて無いのに・・
ほどほどに!
定休日、日祝日